バリアフリーの考え方には大きく二つあります.
それは,
・ハード面
・ソフト面
ハード面は環境が大きく左右します.
ソフト面は心,つまりは人の気配りです.はやりの『お.も.て.な.し』
現在の日本は,ハード面のバリアフリーはほどほどに整ってきていると思います.まだまだな地域もたくさんありますが.
しかし,圧倒的にソフト面のバリアフリーは整ってきていません.
ハード面のバリアフリーが整っていない場所でも,困っている人がいたら率先して歩み寄って段差を乗り越えさせて上げれば良い話.
僕の知り合いにヒヤリングすると
『障害を持っている方にどうやって接していいか分からない.』
『なにをしてあげればよいのか分からない』
といっていました.
逆に,車椅子に乗っている方に聞いてみました.
『う〜ん.困ってそうだったら声をかけて欲しい』
どんな感じで声をかけて欲しいですか?⇒『なにか困っていることありますか?』
だそうです.簡単ですね.
目の前に段差があったり,明らかに困ってそうだったら
『なにか困っている事ありますか?』もしくは『なにかお手伝いすることありますか?』
って声を掛けて見て下さい.
その先にはきっと笑顔が見えるはずです.
前回のブログで車椅子の種類を紹介しました.
ここで,飲食店を経営している方,働いている方に知って欲しい事があります.
2000年の調査では車椅子利用者人口は37万人でした.40-50万人程度になっていると思います.
自走式車椅子

介助式車椅子

簡易電動式車椅子

電動車椅子

高知工科大学大学院 フロンティア工学コースの有 瀬 智 寛さんによると
車椅子利用者の約9割が外出好きと回答しているとの事です.

車椅子利用者の外出を妨げる要因として勾配や段差が上位を示しています.
車椅子利用者に直接聞いたところ,
好きなお店に入りたいけど,段差があったり2階でエレベータが無かったりで入るお店が限られるんです.
といっています.
僕は,国分寺の焼肉店全店に電話した事があり⇒詳しくは国分寺焼肉MAP参照
車椅子でも入店可能なお店がどの程度あるかを聞きました.
20店舗中大丈夫ですと答えたお店はなんと5店舗でした.
2階や地下という理由で物理的に不可能であったお店も何店舗かありました.
しかし,段差でダメですと答えたお店もいくつかありました.
段差であれば,心のバリアフリーでなんとか出来ると思います.
例えば,持ち上げるのを手伝ってあげるとか,スロープを購入しておくとか.
スロープはそこまで高価なものでは無いです.
Amazonでも購入可能です.
この他にももっと高いものがありますが,そんなに機能は変わらないのでとりあえず安いもので良いと思います.
段差解消のスロープを持っていれば,電話で問い合わせしてきた時に
『当店にはスロープを用意していますので入店可能です.』
ってかっこ良く言えますね!
ご検討よろしくお願いします!
車椅子のことで分からない事があればドシドシご連絡下さい.
今回一番言いたかった事は一つ!
心のバリアフリーで2020年オリンピック・パラリンピックに備えましょう!
コメントをお書きください
Karina Mccay (水曜日, 01 2月 2017 18:09)
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