〜ホームページより抜粋〜
JWLIは、社会に変化をもたらすリーダーを目指す女性達を支援するプロジェクトです。
この事業は、アメリカ・ボストン在住のフィランソロピスト(慈善事業家)が、母国日本の女性達のために立ち上げた研修フェローシツプです。これからは日本もアメリカの様にNPOが社会を支え、女性が世の中に変化をもたらす大きな力となる時代が来るはずです。
2010年からは、研修のプログラムをさらに発展させ、より多くの人々に伝えようと、JWLIフォーラム・プログラムが始まりました。
〜今日の出来事〜
今日はこのJWLIの東京ワークショップに参加してきました.
ボストンから
リオ・ディレイニー氏(エリス・メモリアル CEO)
ジョアンナ・クロフォード氏(ウェブ・オブ・ベネフィット ディレクター)
が来日してスピーチ&トークセッションを行ってくれました.
その後は,4つのグループ(コミュニティーを支えるNPOのマネジメント力,One Woman can make a difference!,資金の提供側からの視点 資金提供の基準と判断の内側を探る,次世代女性に求めるリーダーシップ)に分かれてのワークショップ.
このなかで,コミュニティーを支えるNPOのマネジメント力に参加しました.
この中の論点で,ボランティアについて多く触れられていました.
日本のNPO法人もボランティアについて結構悩んでいるみたいです.
ボランティアを継続して行くためにはどうするか?新しいボランティアを導入するにはどうするのか?ボランティアにリーダーという役割を与える基準はなにか?
リオ・ディレイニー氏(エリス・メモリアル CEO)が言った言葉は,自分たちの団体のVisionを明確にしなさい.そして,意見をしっかりと聞きなさい.
ここでは,ボランティアの評価もしっかりと行っているようです.
しかも,企業や大学とパートナーシップを持って,企業は企業の給料で,大学は単位としてボランティアに参加しているようです.
そんなことありなんだ!!!!!!
すごい衝撃を受けました.
そもそも日本と米国の社会貢献の意識が違うらしい.企業に勤めながら社会貢献して行きたいって思っている人はたくさんいて,それを企業が推している.
でも,うまくすればこれって日本でも出きるんじゃないかな?
企業とどうパートナーシップを結べるか分からないけど,大学教育に私たちのやっていることをとりいれられないかな?って思いました.
今日,二人の講演を聴いて印象に残ったことは2つ!!
『明確なVisionをもて』
『夢は大きく,小さな一歩を大事に』
やっぱり夢のある人たちの中に飛び込むとすごい勇気が出るし元気が出る!
やってやろうって思う!!
今後のスマスペに乞うご期待!!!!
リオ・ディレイニー氏(エリス・メモリアル CEO)
1885年に設立されたボストンで最初のsettlement houseで,サウスエンド地区と周辺地区に居住および働く人々の子供達,障害者,高齢者,そして家族のケアを行ってきている.現在は,授乳児教育,高齢者と障害者教育を3つの大きなプロジェクトとして活動しており,パートタイムを含む62人のスタッフがそれを支えている.働く両親や家族の多様かつ十分なサービスが受けられていないニーズを支援するため,革新的な教育および社会プログラムを提供している.
ジョアンナ・クロフォード氏(ウェブ・オブ・ベネフィット ディレクター)
ボストンにおけるDV被害から逃れてきた女性サバイバーが次のステップへ進むための安全な場所の確保と自立へと導き,サポートすることを目的として,2004年に設立した.エージェンシー,財団,企業,個人とのパートナーシップを通じて助成金を得て,Web of Benefitに支援を求めてきたDVサバイバーに対し,住居や教育,コンピューター,育児費用,交通費,健康診断やスモールビジネスの起業のための資金提供を行ってきている.支援を受けるには,自分自身ゴールと夢が認識されており,明確でなければならない.サバイバーが夢実現に向けて確実なステップを設定出来るように,そのプロセスにおいてクロフォード氏が助言をする.また,支援を受けたサバイバーは,3人のDVサバイバーを援助することを求められており,これを"ペイフォワード"精神と読んでいる.
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